子にとって、親ほど大事な存在はない

 ここで、ある年を迎えて初めて書いた手記を、そのまま転記します。
 これが、いまの私の正直な心情です。

 死を恐れず、老化も自然に受け止めていたのに、新年早々の風邪によるダメージは、思いのほか私の精神まで痛めつけました。このまま死んでは、私の子育て学を終わらせることができません。

 急に死が怖くなりました。
 あの子の成長を確かめたいという、すこぶる利己的な考えを捨てねば!

 私の育児法を書き残したい、多くの親の指針にしてもらいたいと切実に思い始めました。

 この文も、従来の私の厚かましさが薄れ、弱々しさが随所に出てきています。

 お母さん! 自分の子への働きかけは、力強い明日への希望を込めて、私の具体的な指針を応用し活用して、“自分の誇れる子”を育ててください。

 ファイト! と私は自分に言い聞かせ、老いた体にムチを打ち、筋トレをして、精神の委縮と戦います。

子にとって、親ほど大事な存在はないのです。

 みなさんから、「カヨ子ばあちゃん、カヨ子ばあちゃん」と慕われる機会があるのなら、その好機にしがみつき、世の中の赤ちゃんのために、今後も尽くしていきたいと思っています。

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83歳「脳科学おばあちゃん」からのメッセージ

※なお、本書は全国の日本生活協同組合連合会(生協)の一部と、Amazon.co.jp、楽天ブックス等のネット書店での限定販売となります。

久保田カヨ子(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。長男が一級建築士、次男が東京大学に合格。
約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた“0歳から働きかける”クボタメソッドを確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。
『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』(以上、ダイヤモンド社)などベストセラー多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。
【脳研工房HP】http://umanma.co.jp/

【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】

『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり――子育ては体当たり。失敗してまた学べばいいのよ。』

『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』
久保田カヨ子:著
価格(本体):¥1100
発行年月:2015年9月
判型:A5変型
ISBN:978-4-478-06703-1

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