しかし、本当に大丈夫なのでしょうか?知り合いの結婚がうらやましいから、母親に結婚、結婚と言われるから、結婚していないと世間体が悪いから…そんな理由で焦って結婚してしまっても。「結婚不適格者とは何なのか」を知らずに無防備なまま、何となく場の雰囲気にのまれたり、場あたり的に動いたり、時流に流されたりして「一生のこと」を決めてしまっても。

 今回紹介する相談者(35歳男性)は結婚からわずか1年で、毎月10万円の養育費と4000万円の借金を背負わされた挙句、600万円の貯金を全額失ってしまったのです。いったい、どういうことでしょうか?


◆今回の離婚のトラブル/できちゃった結婚した妻が、妊娠が原因で豹変。男性は、妻に早めに里帰りさせた。子どもの出産を楽しみに待っていた男性に妻から届いたメールは驚くべき内容が書かれていた。

<登場人物(すべて仮名)>
夫:金城優さん(35歳。年収900万円)
妻:金城麻美さん(28歳。派遣社員で年収250万円)
子:名前不明、性別不明(夫婦間の子ども)

・夫婦の状況とトラブルの経緯
結婚相談所で知り合った女性と5ヵ月の交際を経て「できちゃった結婚」した男性。妊娠により妻が暴言を吐くなど豹変したため、早めに妻を里帰りをさせ、我が子の誕生を待っていたが、妻からは離婚と分娩費用と養育費を求めるメールが届く。子どもの性別さえ知らされていない男性に、さらに追い打ちをかける事態が判明する。


一度で相談内容を理解できないほど
情報量が多く、早口だった電話

 きっかけは一本の電話でした。

「僕は種馬も同然ってことですか?」

 電話口の向こうから、そんなふうに男性が大声でまくし立ててきました。声の主は今回の相談者である金城優さん(35歳)ですが、いくらなんでも早口すぎて私は優さんの一語一句をきちんと聞き取れなかったので、恐る恐る、もう1度、聞き直したのです。

「ごめんなさい。もう少しゆっくり話してもらえますか?」