約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース!
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
発売早々重版が決まった本書から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
型9:「価格」をメインにする
購買行動で最重要なのは、「価格」。水は低きに流れるように、価格が安いほうに人気が集まるのは世の常。
人は常にメリット・ベネフィットを求め続け、「価格」を追う習性がある。
その習性を最大限に利用するために、「価格」をキャッチコピーに使おう。
●文法
価格 + 商品・サービス
●基本例文
「5000円ポッキリでこれだけのサービス」
●事例
「総額1億円プレゼント」
出典:イオンフィナンシャルサービス株式会社(新聞広告)
※実際のクリエイティブ例は、本書にて紹介。
●ポイント
極端に高い、安いかのインパクトある価格を前面に押し出すことで否応なしに目が惹きつけられる。中途半端な価格ではなく、極端な価格のほうが、効果絶大だ。
イオンの事例は、10万円分のギフトカードを1000名にプレゼント(総額1億円)するというキャンペーン。わずか8日間のキャンペーンだが、価格を前面に押し出すことで目を惹かせることに成功している。結果として、カード取扱高で前年同月比115%という実績につなげている(出典:イオン株式会社公開資料)。
コピーに数字か価格を入れたことはあるだろうか。入れるならば、極端に少ないか、極端に多いかが効果的である。