内容はまったく同じだが、箇条書きの効果で「To apply」が幹として目に留まるようになる。

 また、添付されている資料を読めば済むようなこと、例えば研修は選抜式であることなどが冒頭に書かれていたため、それらは削った。一層、「To apply」が目立つようになる。

 こうして、「何かしらの応募(apply)のチャンスがあるのかな」と内容を読む気になる。結果的に、海外オフィスの社員にも伝わり、研修への参加者が増えるかもしれない。

 実際、英語が母国語でない人が多数を占め、世界中に拠点をもっているグローバルカンパニーでの社内メールでは、互いに理解しやすいように連絡事項は箇条書きにして伝えるのが一般的だ。

 箇条書きが上手くなればなるほど、英語でのコミュニケーションが上手くなるのだ。

『超・箇条書き』は、コミュニケーション上達の入り口であり、そして、世界へのパスポートなのだ。