NEWクレラップしか買わない!熱狂的ファンを育てたクレハの戦略

 今度は少し視点を変えて、コミュニティのどんな投稿が、NEWクレラップの購買頻度増加に寄与したのかを見ていきます。購買頻度が高まったユーザーから、「拍手」が多く集まったコメントは次の様なものでした。『クレハカットをクルッと学ぼう! キャンペーン』に寄せられた投稿では、「要領がわかれば上手にカットできる」「動画を見て、上手にできるようになった。気持ちいい」「クレハカットはすばらしい!」「クレハカットをどんどん練習したい」などがありました。「いろいろな工夫がされているんだなあ」と感心していただいたり、「きれいに切れないのはラップのせいにしていた自分に反省」「感動するほどうまくできたので、ドヤ顔で旦那に教えた」など、ラップのカットにさまざまな思い入れが生まれていることがわかります。

 『ありがとう! クレラップ コミュニティ1周年』企画の投稿では「これからも応援していきたい」「ずっとずっと作り続けてください」など、まるでスポーツチームに対するサポーターのような発言もありました。「あなたにとってクレラップとは?」というテーマに対しては、「使っているというよりクレラップに私の家事をお手伝いしてもらっている。そんな存在」「大切なお友達」といった発言があり、モノではなく人間のように思ってくださっている方も現れるようになりました。

「この1年最大の収穫は、
クレラップ コミュニティに参加したこと」

2016年5月下旬からは「クレライフ劇場」も開始

 2016年5月下旬からは、劇作家の平田オリザさん率いる青年団のご協力のもと、NEWクレラップを使うシーンを織り交ぜた演劇を創り、サイト内で放映しました。それについてもさまざまな感想が寄せられ「(登場人物の)クレアさんがどのお皿にも同じサイズのクレラップをしてますね。せっかく3種類のサイズのクレラップがあるのだから、使い分けたほうが無駄なく使える」など、こちらが気づかないような視点でのツッコミもありました。

 最後に、とある投稿をご紹介します。2014年12月に寄せられた投稿です。

「5月20日(結婚記念日なのでよく覚えています)に参加させていただいてから、我が家のキッチン事情は大きく変わったように思います。お料理上手のメンバーさん、アイディア豊富のメンバーさんから、たくさんの事を教えていただきました。(中略)皆さんのコメントに刺激され、新しいことに挑戦しているうちに、作ることの楽しさを再認識することが出来ました。もうすぐ2014年も終わりますが、この一年最大の収穫はクレラップコミュニティに参加させていただいたことだと思います。以前から愛用していたNEWクレラップですが、さらに愛着心が湧いた一年でした」

 ここまで言っていただけると、本当にコミュニティを立ち上げてよかったと、涙が出そうになりました。今後は、コミュニティでさらにさまざまなトライを続けると同時に、ここで成功したことを、実際のマーケットでも実践し、NEWクレラップのファンを拡大していきたいと考えています。

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