[前回のあらすじ]日本経済の時間旅行を続ける光太郎とリンが、次に目を覚ましたのは農園の牛舎。2人の前に現れたのは、所沢の農園主・高橋だった。当事の日本の農村は、日米貿易摩擦による牛肉・オレンジの輸入枠拡大圧力で苦境に立たされており、高橋の農園も例外ではなかった。そこへ、東京の自動車メーカーに勤める高橋の息子・竜司が帰宅。自動車摩擦のお陰で自分の農園まで窮地に陥った高橋は、「会社を辞めて農村を継げ」と竜司に食ってかかる。「貿易摩擦こそが日本企業が海外で勢力を伸ばすきっかけになった」と高橋をなだめる光太郎。一方、リンも中国企業にとっての海外進出の意味を考えさせられる。(全8話 漫画・月村朝子)
【漫画】未来世紀チャイナ
~光太郎とリンのタイムトラベル物語
第6話「バブルに翻弄される美人女子大生」(1989年)
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