[前回のあらすじ]上海万博の会場からいきなりタイムスリップしてしまい、過去の日本をさまよう光太郎とリン。高度経済成長時代の大阪から、今度はニクソンショック直後の銀座へ辿りついた2人は、そこでアパレルメーカー・レナード産業の吉井社長に出会い、つきまとわれる。円高で羽振りのよい吉井が、円高で凋落した元貿易商のガードマンに辛く当たる姿を見て、光太郎はニクソンショックによる為替変動が日本経済に大きな構造変化を起こしたことを知る。安い人民元に頼って大量の輸出を行なっている中国経済にも、いずれは痛みを伴う為替政策が必要なのでは――。(全8話 漫画・月村朝子)
【漫画】未来世紀チャイナ
~光太郎とリンのタイムトラベル物語
第4話「オイルショックは工場の絆を呼び戻す?」
(1979年)
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