Apple Vision Proに続け!空間コンピューティングの現状と市場の展望 2024年12月30日 9:00 この記事を読む Apple Vision Pro+Macの環境で仕事を行えるようになった Photo:Apple サイモン・グリーンウォルドの論文内では、当時、話題になり始めていたメタバース的サービスのSecond Life(セカンドライフ)や、実験的なVRデバイス、彼自身による空間ビューワーの試作機などが紹介されていた 拡大画像表示 空間コンピューティングという用語をIT業界に認知させたMagic Leap Oneだったが、その一般消費者向け販売は振るわず、後継モデルでは産業分野でのAR/MR技術の応用に注力している 純正のヘッドバンドと組み合わせて使用するANNAPROのPressure-Reducing Comfort Head Strap 2。シンプルだが巧妙な設計、かつ同シリーズの2代目のモデル(ゆえに2が付く)だけあって、少しの工夫で筆者にベストフィットした 拡大画像表示 Apple Vision ProとMacBook Proとの組み合わせではもちろんMac内蔵のキーボードとトラックパッドを使うが、Apple Vision Pro単体で長めの文章をタイプする場合には、写真のSeendaというブランドの折りたたみ式キーボードを利用している。右端のトラックパッドのようなポインティングデバイスもvisionOS 2.xからサポートされた マイクロソフトのHoloLens(ホロレンズ)は単体で動作する。ゴーグル型に近い形状だが、パススルー映像ではない実際の情景にコンピュータが生成したグラフィックスを重ねて表示する、スマートグラスに近い成り立ちの製品であった Photo: Microsoft Questシリーズの最上位モデルとして、Microsoft 365も利用できるなど、ビジネス用途も意識した「Meta Quest Pro」 Photo:Meta 拡大画像表示 やや縁が太めのメガネ程度のフォームファクターで、半透過イメージを現実の情景に重ねて映し出すMeta Orion(ワーキング・プロトタイプ)。発売時期は未定で、市販までには、現在1台あたり約1万ドル(約150万円)とされるコストや、高解像度化、量産性の課題を解決する必要がある Photo:Meta カメラ機能も備えた単眼式のARグラスのGoogle Glassは、プライバシーへの懸念などにより、一般消費者向け市場からの撤退を余儀なくされた Photo:Google SamsungがAndroid XRベースで「Project Moohan」の名の下に開発中のXRヘッドセット製品は、Apple Vision Proと同様に外部バッテリー方式を採用。Moohanは、韓国語で「無限」を意味し、2025年内の発売を目指している Photo:Samsung この記事を読む 関連記事 でっか!Apple Vision ProとMacの新機能で「超ワイド」な曲面スクリーンが使えちゃう【動画で体感】 大谷和利 もはや「鑑賞」ってレベルじゃないぞ…Apple Vision Pro専用映画、リアルさが限界突破していた! 大谷和利 Apple Vision Proは単なるARゴーグルにあらず!「49万円でも納得」なこれだけの理由 大谷和利 アップルの新製品「Apple Vision Pro」、他社のゴーグル型デバイスと何が違う? 真壁昭夫 特集 あなたにおすすめ