40万部を突破した話題の大ヒット図鑑『わけあって絶滅しました。』。その著者・丸山貴史さんが、11月29日(木)の「ゴロウ・デラックス」(TBS)に出演した。稲垣吾郎さんや外山惠理アナウンサーを驚愕させた、驚きの絶滅動物たちの姿とは?テレビで取り上げられた絶滅動物のなかから、特に盛り上がったオパビニア、ロードハウナナフシのページを特別公開!

稲垣吾郎さんが朗読!
デコリすぎて絶滅した「オパビニア」

スタジオに用意されたのは「動物のいない動物園」。そこには『わけあって絶滅しました。』に登場するさまざまな絶滅動物たちの姿が展示されていた。本の中から、稲垣吾郎さんが朗読した「オパビニア」のページを紹介しよう。

「ゴロウ・デラックス」出演で話題!丸山貴史さんが語った、奥深い絶滅動物の魅力とは?

(本文より抜粋)
「えっとね、まずね、目は5つつけたでしょ。それで目の形はキノコみたいに高くして、後ろまでよく見えるようにしたの。
あとね、顔の前にゾウの鼻みたいな長いホースもつけた。あ、でもこれ鼻じゃなくてうでなの。
うでの先にはカニみたいなハサミもついてる。これでえものをはさんで口に運んでたんだよー。口は体の下側にあるんだ♪
あとねあとね、体の両側にヒレをつけたんだけど、息をするためのエラもここにある。べつにつけるの忘れてたわけじゃないよ?
あとはなにかな~……。尾の部分をエビみたいな形にしたくらいかな~。
あ!思い出した!体の下にはイボみたいな小さい足をたくさんつけたの!海底をズリズリ歩きた~い
と思って!ね~♪
みたいなことしてたら、環境の変化についていけなくて死んだ。」

もう少し詳しく知ろう

オパビニアの復元図が学会で発表されると、多くの生物学者が「ありえない」と思ったらしく、会場は爆笑に包まれたという。実際、ホースとハサミ、5つの目、多数のヒレに足までもつすがたは、ほかには見られない唯一無二のものだ。これまでに、似たような特徴をもつ動物は見つかっていないため、つけすぎたオプションは生き残るのに有利ではなかったのかもしれない。