――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  「日本株式会社」による株式持ち合いの解消が、投資の好機をもたらしている。任天堂に目を向けてみるといい。  任天堂の株価は、市場全体やソニーなど競合勢をアンダーパフォームし、昨年1月につけたピークから4割近い時価総額が失われた。しかも、家庭用ゲーム機「スイッチ」が人気を集めているにもかかわらずだ。任天堂は2017年3月の発売以降、3230万台のスイッチを販売。