――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   中国の電子商取引大手アリババグループの直近の投資案件は、確実で迅速な宅配便サービスが同社にとってこれまで以上に重要になっていることを浮き彫りにしている。  アリババは約7億ドル(約780億円)を投じて、深セン市場に上場している宅配大手の申通快逓(STOエクスプレス)の株式15%弱を取得する計画だ。4500億ドル規模の時価総額を誇る企業にしては少額な出資のように思われるかもしれない。