働きながら3年で、9つの資格に独学合格! 大量に覚えて、絶対忘れないノウハウとは?
「忘れる前に思い出す」最強のしくみ、「大量記憶表」を公開!
本連載の著者は棚田健大郎氏。1年間必死に勉強したにもかかわらず、宅建試験に落ちたことをきっかけに、「自分のように勉強が苦手な人向けの方法を編み出そう」と一念発起。苦労の末に「勉強することを小分けにし、計画的に復習する」しくみ、大量記憶表を発明します。棚田氏の勉強メソッドをまとめた書籍、『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』の刊行(2月9日発売)を記念して、棚田氏の寄稿記事を公開します。

クレーム対応で絶対言ってはいけない「2つの言葉」Photo: Adobe Stock

クレーム対応の「絶対NGワード」とは?

 クレーム電話は嫌ですよね。不動産の賃貸管理をしていると、理不尽な怒り方をする人もいます。

 例えば、最近だと「ガス給湯器の故障」に関するクレームなどがあげられます。実は今、給湯器が不足していることをご存じでしょうか。給湯器に必要な部品はベトナムやラオスの工場で製造されているんですが、東南アジアでロックダウンが相次いだため、工場が稼働停止になったんです。

 その影響で、部品の納品がストップし、給湯器が生産できない状態になりました。どのくらい深刻かというと、例えば今、給湯器が故障したとして、交換できるのは1ヵ月以上先になることもあります(もちろん地域差があります)。

 その間はお風呂に入ることができません。そういう物件は都内でも出てきています。でもこれはコロナの弊害で、大家さんや管理会社が悪いわけではありません。

 では皆さんに質問です。怒り狂った賃借人が、ものすごい勢いでクレームを入れてきたらどうしますか?

 すでに業者の手配は終わっていて入荷を待っている状況。賃借人からは「もう我慢できない、何とかしろ」など罵詈雑言に近いクレームをマシンガンのように連打されたらどうしますか?

 あなたならどう言いますか? どう対応しますか?