東大卒のフリーライターから、約170年の歴史をもつ酒蔵の8代目へーー。秋田・新政酒造の佐藤祐輔社長は、32歳だった2007年に蔵に舞い戻り、わずか7年間に新たな酒をつぎつぎと打ち出し、赤字だった蔵の経営も減石増益と立て直しつつある。改革断行の背景と酒造りのポリシーを聞いた。