太田康広 慶應義塾大学ビジネス・スクール教授 おおた やすひろ/慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。1968年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。ニューヨーク州立大学バッファロー校スクール・オブ・マネジメント博士課程修了。経営学博士。カナダ・ヨーク大学管理研究学科助教授等を経て現職。内閣府行政刷新会議事業仕分け民間評価者(仕分け人)。会計検査院特別研究官。ヨーロッパ会計学会理事(アジア地区代表)。 第3回 財務諸表で読み解く日本郵政上場と新規事業進出の意味 太田康広 日本郵政の上場計画が明らかになった。同社の財務諸表を使って、日本郵政グループが抱えている問題点と新規事業進出の意味を考えてみよう。 2012年11月5日 0:00 第2回 東電・電気料金値上げの妥当性を検証する 太田康広 政府が東電の家庭向け電気料金の値上げを認可した。それが妥当なものかどうか、電気料金決定の基礎とされた「総括原価算定方法」の問題点を指摘してみよう。燃料費などが増加しているいま、他の電力会社の値上げ申請が続く可能性があるからだ。 2012年7月30日 0:00 第1回 【新連載】「街に、ルネッサンス」UR都市機構をどうするか? 太田康広 日本でも過去何十年かにわたって、いくつもの公営企業が民営化された。今、民営化されてよいと思われる独立行政法人の1つがUR都市機構だ。その財務状況、会計方針を検討すると、問題先送りの構図が見えてくる。 2012年5月14日 0:00