北野幸伯

国際関係アナリスト
きたの・よしのり/1970年長野県生まれ。モスクワ在住24年の国際関係アナリスト、作家。その独特の分析手法により、数々の予測を的中させている。1996年、日本人で初めて、ソ連時代「外交官・KGBエージェント養成所」と呼ばれたロシア外務省付属「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を卒業(政治学修士)。1999年創刊のメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」は現在読者数3万6000人。ロシア関係で日本一の配信部数を誇る。主な著書に「隷属国家日本の岐路」(ダイヤモンド社)、「プーチン最後の聖戦」、「日本自立のためのプーチン最強講義」(共に集英社インターナショナル)など。
中国がトランプ懐柔攻勢、日米関係が良好でも気を抜くな
北野幸伯
大統領就任からわずかな期間でトランプ大統領の言動が変わった。当初は「ロシアを味方にして、中国に勝つ」だったはずが、「ロシアにより厳しく、中国に優しく」になっているのだ。問題は、この変化が中国の工作によって起きていることだ。
中国がトランプ懐柔攻勢、日米関係が良好でも気を抜くな
第32回
安倍・トランプ会談大成功の理由を安保・経済・戦略から読み解く
北野幸伯
安倍総理は2月10日、米国のトランプ新大統領と会談した。さまざまな面で、今回の会談は大成功だったと言える。世界中が注目したこの会談で話し合われた内容を分析し、今後の日本と世界にどのような変化をもたらすのか、考えてみよう。
安倍・トランプ会談大成功の理由を安保・経済・戦略から読み解く
第31回
トランプの反中は「本物」、異常なプーチン愛は「戦略」だ
北野幸伯
ドナルド・トランプが1月20日、米国大統領に就任した。全世界が、「彼はどんな政策を行うのだろう?」と注目している。特に、他国に影響を及ぼす「外交政策」は重要だ。今回は、トランプ新大統領がどんな外交をし、世界のパワーバランスがどう変わるのかを考えてみよう。
トランプの反中は「本物」、異常なプーチン愛は「戦略」だ
第30回
北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由
北野幸伯
ロシアのプーチン大統領が12月15日に来日した。安倍総理との会談で、北方領土問題について具体的な進展がなかったことから、失望の声も聞かれる。しかし、もっと大局的視点から見れば、会談はロシアだけでなく、日本にとっても成功だったと言える。
北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由
第29回
トランプ大統領の「安保タダ乗り論」にどう対処すべきか
北野幸伯
ヒラリー・クリントンとの激戦を制したドナルド・トランプ。数々の暴言で知られるトランプだが、間もなく日本の同盟国・米国の大統領になる。この事実を私たちは受け入れ、未来に目を向ける必要がある。今回は、「日本は、トランプとどうつきあうべきなのか?」を考えてみよう。
トランプ大統領の「安保タダ乗り論」にどう対処すべきか
第28回
北方領土「2島先行返還」は日本にとって損か得か?
北野幸伯
プーチンが12月に訪日することが決まり、日ロ関係が動いている。日本政府もロシア政府も、訪日時に成果を出すべく、活発に交渉していることだろう。日本側最大のテーマは「北方領土」だ。一方、経済危機まっただ中のロシアは、「経済協力」の大きな進展を期待する。今回は、北方領土問題の展望と、日ロ関係の現状と未来について考えてみよう。
北方領土「2島先行返還」は日本にとって損か得か?
第27回
中国を弱体化させるには韓・露との関係改善が必要だ
北野幸伯
中国の挑発が激化している。領海、領空侵犯は日常茶飯事。日本政府が抗議しても、「尖閣はわが国固有の領土なので、何も悪くない」と開き直っている。いまや中国は、日本にとって「最大の問題」になった。そこで今回は、中国の戦略を破綻させ、同国に勝利する方法を考えてみよう。
中国を弱体化させるには韓・露との関係改善が必要だ
第26回
ヒラリーと中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要だ
北野幸伯
ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの対決となった米大統領選。過激な発言のトランプよりは、ヒラリーに当選してもらいたいと考える日本人は多いが、実はヒラリーは長年、中国から金銭支援を受け、「黒い関係」を続けてきた人物だったことが明かされている。
ヒラリーと中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要だ
第25回
中国は戦前の日本と同じ過ちを犯し自滅に向かっている
北野幸伯
参議院選挙や英国のEU離脱の陰に隠れて目立たないが、中国は日本への挑発を続けている。挑発を年々エスカレートさせている中国。尖閣をめぐって日中が戦争になる可能性は、強まっている。しかし大局を見れば、中国は戦前の日本と同じ過ちを犯し、自滅に向かっている。
中国は戦前の日本と同じ過ちを犯し自滅に向かっている
第24回
オバマが偉大な大統領である3つの理由
北野幸伯
就任時に世界的大人気を誇ったオバマ米大統領。今では見る影もなく評価が失墜し「史上最低の米大統領」という人すらいる。しかし、私はまったく逆で「オバマは偉大な大統領だ」と考えている。その理由は3つある。
オバマが偉大な大統領である3つの理由
日本が核武装したら「世界の孤児」になる理由
北野幸伯
米大統領選で共和党トップを走るドナルド・トランプが、数々の仰天発言で世界と日本を困惑させている。今回は「トランプ爆弾発言」の1つ、「日本の核兵器保有を許す」について考えてみよう。
日本が核武装したら「世界の孤児」になる理由
第22回
トランプ大統領誕生なら米国は覇権国家から転落する
北野幸伯
米大統領選で共和党トップを走るトランプが、爆弾発言で日本を困惑させている。さまざまな問題発言で世界を驚かせ続ける彼は、一体何を考えているのか?そして、彼が大統領になったら、世界と米国はどうなるのだろうか?
トランプ大統領誕生なら米国は覇権国家から転落する
第21回
第2次大戦前夜にそっくり!米国離れが加速する世界情勢
北野幸伯
ここ数年、世界各国のパワーバランスが大きく変化している。中東では、米国とイスラエル、サウジアラビアの関係が悪化。一方で、長らく足並みがそろっていた米国と英国の関係にも綻びが見られる。世界の最新情勢を眺めれば、もはや「米英」「欧米」という言葉が、「死語」になりつつあることが分かる。
第2次大戦前夜にそっくり!米国離れが加速する世界情勢
第20回
中東大戦争は起こりうるのか?米国の“変心”で表面化したサウジ・イラン対立
北野幸伯
新年早々、中東で大きな問題が起こっている。「スンニ派の盟主」を自任するサウジアラビアが、シーア派の大国イランとの国交を断絶したのだ。中東への関心が薄い日本人には「唐突に起こった」ように思える両国の対立。しかし、紛争の原因は5年前の米国の「ある重大な決断」にある。
中東大戦争は起こりうるのか?米国の“変心”で表面化したサウジ・イラン対立
第19回
プーチン激怒~ロシア軍機撃墜事件の“深い闇”
北野幸伯
11月24日、トルコによるロシア軍機撃墜事件が起きた。今回の事件をロシアvsトルコという単純な構図で語ることはできない。ISを巡る大国群の入り乱れた思惑を解説する。
プーチン激怒~ロシア軍機撃墜事件の“深い闇”
パリ同時多発テロが起きるほどにIS膨張を許した戦犯は誰か?
北野幸伯
11月13日、世界は「9.11」以来の衝撃に襲われた。パリで「同時多発テロ」が起こり、129人が犠牲になったからだ。イスラム国(IS)による犯行と見られるこの事件によって、世界はどう変わっていくのだろうか?
パリ同時多発テロが起きるほどにIS膨張を許した戦犯は誰か?
第18回
米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
北野幸伯
米中の対立が激化している。現在起こっている米中の対立は、一過性のものなのだろうか?それとも、「米ソ冷戦」のように長期的なものなのだろうか?この疑問に答えを与えてくれる「衝撃の書」がある。
米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
第17回
国連総会でプーチンが見事復活!シリア・IS問題で形勢大逆転
北野幸伯
「クリミア併合」で「世界の孤児」になったはずのプーチンが復活している。一方、AIIB事件以来、米国と対立を深めてきた習近平の訪米は大失敗。今回は、米中を軸に大きく動き始めた国際政治を解説する。
国連総会でプーチンが見事復活!シリア・IS問題で形勢大逆転
第16回
日本の「脱自虐史観」が中国を利する理由
北野幸伯
謝罪を要求し続ける中韓を嫌い、さらには反米感情までも募らせる「脱自虐史観」の考え方が、急速に日本で広まっている。自虐史観からの脱却それ自体は正しい。しかし、それだけでは日本は国際社会から孤立する。
日本の「脱自虐史観」が中国を利する理由
第15回
「安保関連法案」で安倍総理が犯した2つのミス
北野幸伯
4月末の米議会演説で戦略的勝利をおさめたのもつかの間。安保関連法案に関する強硬姿勢でそっぽを向く国民が増え、安倍総理は窮地に陥っている。わずか数ヵ月のあいだに、安倍内閣が犯した間違いについて、解説する。
「安保関連法案」で安倍総理が犯した2つのミス
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