
ユージン・カスペルスキー
第7回
私が20年間サイバーセキュリティと関わって学んだこと
サイバーセキュリティに携わって20年間(研究者や開発者としての約10年間も追加)を過ごした今、この間に起きた変化を振り返るよい機会が巡ってきたと思っている。

第6回
IoT(モノのインターネット)のセキュリティがセキュリティ業界にとって最大の課題のひとつとなった。製造メーカーは、デジタル時代のセキュリティ対策にどのような人材が必要なのかを理解することが急務だ。

第5回
旅行中のデジタルセキュリティに関する5つの心得
私はかなり旅慣れている方だと自負している。1年に平均100回ほど飛行機に乗っているし、移動続きの生活の利点も難点もよく知っている。今回は、私が考える海外に出かける際のデジタルセキュリティに関する心得をお伝えしようと思う。

第4回
金融システムや銀行は自明のとおり、「そこにカネがあるから」という理由で、これまで常に犯罪者の標的となってきた。それはサイバー犯罪でも同じだ。企業や個人はどうやって被害を防げばいいのか。

第3回
産業システムにおけるサイバーセキュリティが問題になっている。高度にネットワーク化された現代社会を支えるインフラをサイバー脅威からどう守るか、真剣に考えなければならない。

第2回
4月は日本では新年度の始まり、つまりビジネスの新しい取引、新しい動き、新しいチャンスが生まれる時期だ。しかし、残念ながら新しいサイバー脅威が発生する時期でもある。その代表格である「スピアフィッシング」の対策について、孫子の兵法の書から学んでみよう。

第1回
サイバーセキュリティ分野の世界的な第一人者であり、セキュリティ企業Kaspersky LabのCEOを務めるユージン・カスペルスキー氏が寄稿。日々変化する脅威から企業や個人はどうやって身を守ればいいのかを指南する。
