
安冨 歩
第6回
どれだけ国を挙げて働き方改革を志向しても、ブラック企業やパワハラがなくなる兆しはない。その元凶は、日本人の心の奥深くに根ざしている価値観によるものだ。

第5回
女性や外国人など、多様な人材を活用しきれていない状況を、いまだに多くの日本企業は引きずったまま。彼らの活躍を阻む日本のオヤジたちは、「ホモソーシャル」で「マゾ」だ。

第4回
職場や教育の現場での暴力を肯定しがちな日本の男たち。彼らがそういう発想になった背景には、子ども時代に受けた家庭の暴力がある。

第3回
夫を金ヅルにし、吸い尽くす妻ーー。そして、そんな妻のやりたい放題にひたすら耐えている日本人男性は数多い。こんな横暴がまかり通る背景には、根深い社会構造の問題がある。

第2回
電通やヤマト運輸など、日本を代表する企業で起きたパワハラ自殺。信じられないようないやがらせを執拗に行ってしまう側の心理、そしてそれを許容してしまう組織とは、どんなものなのでしょうか。

第1回
3年前、50歳をすぎて女性装を始めた東大教授の安冨歩氏。エリートが抱える心の闇やハラスメントの心理構造に詳しい安冨教授に、日本の中高年男性、そして彼らが築き上げてきた日本の組織が抱える過ちを指摘してもらう本連載、1回目は日本トップのエリート輩出校・東京大学のかかっている深刻な“病”について解説をしてもらう。
