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第2回
老後が安心になる「住み替え」6つのメリットとは?
前回は、「郊外の一戸建て」から「都心型のコンパクトなマンション」への住み替えを中心に、なぜ今、住み替えをする人が増えているのか。そして、郊外に住み続けた場合、予想される老後リスクについてお話ししました。しかし、郊外の一戸建てに住む人に限らず、広めの分譲マンションから、より狭い分譲マンションに買い替えるのもダウンサイジングです。また住み替え先は、賃貸マンションや高齢者向け住宅という選択肢もあります。今回は、さまざまな住み替えのかたちから、どんなメリットが期待できるのか。そして住み替えを成功させるポイントについて、話題の新著『都心の小さな家・マンションに住み替える』の著者が解説します。

第1回
子育て後の老後を豊かにする住み替えのススメ
「マイホームは一生に一度の買い物」とよく言われます。ところが近年、郊外の一戸建てに住むリタイア世代が今の家を手放して、小さくても利便性の高いマンションへ住み替えるケースが増えています。このように、あえて狭い家に住み替えることを「ダウンサイジング」といい、なかでも「都心型のコンパクトなマンション」への住み替えが人気を集めています。年齢とともに食事や服装の好みが変わっていくように、ライフステージが変われば、住まいに求めるものも変わります。そこで、老後を見通した失敗しない住み替えの考え方について、2回にわたり、お話しします。
