池尾和人 (いけお・かずひと) 立正大学経済学部教授 立正大学経済学部教授。専門は金融論、日本経済。1953年生まれ。京都府出身。京大経済学部卒、京大経済学博士。岡山大助教授、京大助教授、慶大助教授などを経て、95年より慶大経済学部教授。2000年9月から03年3月まで日本債券信用銀行(01年にあおぞら銀行に改称)の取締役、03年4月から07年9月まで日本郵政公社理事を歴任。2015年に適用が始まったコーポレートガバナンス・コードの策定において、有識者会議の座長を務める。18年より現職。 ゴーン事件に学ぶ、経営につまずかない「企業統治」の仕組み作り 池尾和人 日産自動車カルロス・ゴーン元会長の逮捕は、経済界に大きな衝撃を与えた。これまでコーポレートガバナンス(企業統治)に無頓着だった企業は、この事件を教訓に社内体制をどう整えるべきか。日本のコーポレートガバナンス・コード策定を主導した池尾和人氏に聞いた。 2019年1月16日 5:00