向原 明
今や多くの企業がSDGsへの取り組みを進め、「持続可能な」社会の実現に向けて動き出している。そうした中で、注目度が高まっているのが「新しい経済のカタチ」とされるサーキュラーエコノミーだ。「無駄を富に変える」発想で、サーキュラーエコノミーのプラットフォーム構築を目指す創業120年の老舗企業の挑戦を紹介する。

日々、テクノロジーが進化し、ニュービジネスや新規事業が次々に生まれる現在、企業が「稼ぎ続ける手法」もさまざまに変化している。今回のテーマは「天気予報」だ。現在、天気予報は多くの場合、予報そのものに圧倒的な精度の違いはない。しかも、たいてい誰もが無料(タダ)で入手できる。しかし、そんな天気予報を活用し、しっかりと利益を上げている企業がある。
