臼井正彦 在宅医療開業・運営コンサルタント うすい・まさひこ/医療施設、医療モールなどの開設に関するマーケティングとコンサルティングに40年以上、従事。2002年、都市基盤整備公団(現都市再生機構)、高齢者住宅財団共同開発の「河田町プロジェクト」に携わる。以降、首都圏で機能強化型在宅療養支援診療所開業支援、医療・福祉の複合施設開発支援運用支援などを行う。24年現在、新横浜在宅クリニック(横浜市港北区)の院長補佐。共著に『医療経営白書〈2001年版〉進化する21世紀の病医院経営』(2000年、日本医療企画)、『医療21Books 退院支援実践ガイド 患者・家族が安心して退院するための支援の具体的ノウハウ』(2004年、医学芸術社)など。 #21 がんの愛妻を看取った医療コンサルタント、業界を知り尽くした夫の「意外な選択」とは 臼井正彦 医療業界で長年コンサルティングをしてきた臼井正彦氏は昨年、がんを患った愛妻を看取った。医療のシステムを知り尽くしているだけに、公的保険では対象外となる治療も含めて“最適な選択”を自らコーディネートできる。そんな彼が妻を看取る道で選んだ選択は、意外なものだった。 2024年3月3日 5:20