2024.12.26 リアル空間とバーチャル空間で提供する顧客体験のデザイン JVCケンウッド・デザインでは、グループのコア技術である映像・音響・無線をベースに、未来の五感体験を探るセンスウエア・プロトタイピングに取り組んでいる。後編では、そこで生まれた体験価値を事業価値につなげる自動車の車室内空間と、メタバ…
2024.12.25 「情動」に注目し、未来の体験価値を形にする、センスウエア・プロトタイピング 顧客体験(CX)を重視した商品開発やサービス開発の動きが広がる中、JVCケンウッド・デザインでは、映像、音響、無線分野で培ってきたデザインのノウハウを生かし、「未来の体験」を生み出す取り組みを行っている。同社は、JVCケンウッドのデザイン…
2024.4.16 グリコがお菓子とともに創造してきた「体験」の力 モノからコトへの動きが始まるずっと以前から、製品そのものの力で顧客の記憶に残る体験価値(CX)を生み出してきたのが、2022年に創立100周年を迎えた菓子メーカーの江崎グリコだ。創業時から顧客起点を貫き、「食べる」という行為の周辺に広がる…
2023.2.7 エンジニアリングから始める、技術系中小企業のための「デザイン経営」 2018年に経済産業省と特許庁が発表した「『デザイン経営』宣言」を契機に、デザインの力を経営に活用しようという機運が高まっている。とはいえ、技術力を強みにしてきた中小企業にとっては、デザインはあくまで見た目を整える「意匠」にすぎないと…
2023.1.17 デザインの「繋ぐ力」でソニーの未来を可視化する、クリエイティブセンターの挑戦〈後編〉 社内と社外、社会性と事業性、長期的なビジョンと短期的なビジネス課題……。新しい事業を創造しようとするとき、強いアイデンティティを構築するためには、異質なものを丁寧に繋ぎ合わせる作業が不可欠だ。ソニーグループでこの役割を担うのが、イ…
2023.1.11 多様性のデザインを「言葉」によって導きだす、クリエイティブセンターの挑戦〈前編〉 モノからサービスへ、リアルからデジタルへの大潮流がビジネスのあらゆる領域を覆う中、「デザイン」の役割が広がっている。特に、業界や業種を超えたつながりを駆使して多角的に事業を展開する大企業のブランド戦略に不可欠なのが「デザイン」の視…
2022.12.20 「モノづくりのまち・東大阪」は生き残れるか、デザイナー集団のチャレンジとは 地域の企業がデザインでブランド力を高める取り組みが活発だ。まちづくりや地域活性化の観点から、地方自治体がデザイナーとの協業を支援する例も少なくない。東大阪市のデザインプロジェクト「HIGASHIOSAKA FACTORies(東大阪ファクトリーズ)」…
2022.12.6 いま、中小企業こそ取り組むべきデザイナーを巻き込んだ企業ブランディング 大企業が大手広告代理店に依頼して、巨費を投じて行うイメージ戦略――。「企業ブランディング」を、そのように捉えている中小企業の経営者は少なくない。しかし、それは誤解だ。企業のブランドデザインを数多く手掛けてきたヒロタデザインスタジオ…
2022.11.22 経営が進むべき方向を導き出すデザインの「d」と「D」 2018年に経済産業省・特許庁が「『デザイン経営』宣言」を発表して以来、ビジネスにおけるデザインの役割が注目されている。これまで、日本の行政においてデザインは、「色や形(造形)」によって製品に特徴を与えることとして認識されていた。これ…