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清武英利

(きよたけ・ひでとし)
ノンフィクション作家

きよたけ・ひでとし
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。
現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫所収)で14年度講談社ノンフィクション賞、『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社文庫所収)で18年度大宅壮一ノンフィクション賞読者賞を受賞。主な著書に『プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市』、『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(以上講談社+α文庫)、『サラリーマン球団社長』(文藝春秋)など。

「ナベツネに刃向かった男」が三越のエレベーターで目撃した、あまりに意外な「独裁者」の素顔
清武英利
“最後の独裁者”を自称した読売新聞主筆・渡邉恒雄。紙面の私物化や政治家との癒着で、強い批判を受けることも多かったが、間近で見てきた読売巨人軍元球団代表の清武英利は世間とは少し違った印象を抱いているという。清武だからこそ知る、独裁者の素顔とは?※本稿は、清武英利『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。
「ナベツネに刃向かった男」が三越のエレベーターで目撃した、あまりに意外な「独裁者」の素顔
江川卓「空白の一日事件」でナベツネに逆らった読売の論説委員たちの覚悟
清武英利
1978年秋、怪物投手・江川卓をめぐり、球界を揺るがす「空白の一日」事件が起きた。その陰で糸を引いていたのが、読売グループの実力者・渡邉恒雄である。彼は社内外の反対を押し切り、紙面を使って江川獲得の空気をつくり出した。さらに時を経た2011年、巨人軍のコーチ人事をめぐって再び“強権”を発動する。読売巨人軍元球団代表としてナベツネと対峙した清武英利が語る、絶対権力者の実像とは。※本稿は、清武英利『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。
江川卓「空白の一日事件」でナベツネに逆らった読売の論説委員たちの覚悟
「俺は最後の独裁者なんだ!」ナベツネが激怒して巨人の人事をひっくり返したワケ「江川は悪名だが…」
清武英利
2011年、読売巨人軍の球団代表を務めていた清武英利は、オーナー・渡邉恒雄の絶対的な権力に翻弄(ほんろう)されていた。清武の目の前で繰り広げられたのは、選手やコーチを駒のように操り、支配を誇示する独裁の光景。球界のドンに唯一立ち向かった男が明かす、巨人軍の知られざる暗部とは。※本稿は、清武英利『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。
「俺は最後の独裁者なんだ!」ナベツネが激怒して巨人の人事をひっくり返したワケ「江川は悪名だが…」
「17万人の命」を救った医療機器が町工場から誕生したワケ
清武英利
「子どもが大きな障害や病気を持って生まれた時、親や家族の前には2種類の選択がある。人は皆いずれ等しく死に行くのだから、その障害も仕方のない運命だと受け入れるか、あるいは運命に逆らい、必要であれば神の領域にも踏み込んで闘うか」――。『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録 』のあとがきで私がつづった文章だ。娘の命を救うため、不可能に挑んだ家族の物語を紹介しよう。
「17万人の命」を救った医療機器が町工場から誕生したワケ
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