大澤真幸

社会学者

1958年長野県生まれ、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』(岩波書店)で河合隼雄学芸賞を受賞。著書に、『逆説の古典』(朝日新聞出版)、『「〈世界史〉の哲学」シリーズ』(講談社)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版)、『資本主義の〈その先〉へ』(筑摩書房)、『私の先生』(青土社)、『我々の死者と未来の他者』(集英社インターナショナル)、などがある。

なぜ人々は反ポリコレを選ぶのか?トランプと斎藤知事に共通した勝因
大澤真幸
リベラルが掲げる「正しさ」や「寛容」は、いつしか人々に押しつけがましく映るようになった。そんな空気の中で支持を集めたのが、トランプや斎藤知事のような「反ポリコレ」的な存在だ。その言動は過激でも、「敵と戦う姿勢」が共感を集めていった。彼らが有権者から選ばれた理由を深掘りしていく。
なぜ人々は反ポリコレを選ぶのか?トランプと斎藤知事に共通した勝因
米大統領選は「トランプが勝ったのではなく、ハリスが負けた」専門家が断言する決定的な理由
大澤真幸
2025年夏の参院選では、野党各党は揃って実現見通しの薄い政策を掲げて戦い、議席を維持もしくは増やした。ここで筆者は、「選挙では、〈できないことを断言する〉候補が選ばれやすくなっている」という。それは世界最大の民主主義の祭典、2024年のアメリカ大統領選挙でも見られた現象だった。実はあのとき、勝ったトランプは支持を獲得したわけではない。「できることしか言わない」カマラ・ハリスが自爆的に転んだ結果、トランプは大統領に返り咲いたのだ。
米大統領選は「トランプが勝ったのではなく、ハリスが負けた」専門家が断言する決定的な理由
まるで「おしどり夫婦」の離婚劇…民主主義と資本主義はなぜ仲違いするのか
大澤真幸
資本主義の本場アメリカで国会議事堂が襲撃されたように、市場経済に見捨てられたと感じた人々が、怒りの矛先を民主主義に向けはじめている。一方で、共産主義を建前とする中国は市場経済の導入によって大発展を遂げた。かつては民主主義の最良のパートナーと目されていた資本主義は、どこへ向かうのか?
まるで「おしどり夫婦」の離婚劇…民主主義と資本主義はなぜ仲違いするのか
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