フォロー 小山内園子 韓日翻訳家、社会福祉士 NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書に、ク・ビョンモ『破果』(岩波書店)、チョ・ナムジュ『耳をすませば』(筑摩書房)、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』(白水社)など。著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』(NHK出版)などがある。 「教師の女性比率が高い」事象から見える韓国社会の残酷すぎる現実 チェ・ソンウン,小山内園子 ジェンダーギャップ指数101位の韓国では、女性に厳しい雇用環境が続いている。だが意外なことに、高福祉国家のスウェーデンでも、女性が苦しむ現実がある。雇用を守るはずの制度があっても、なぜ女性が不利になってしまうのか。その皮肉な構造とは?※本稿は、行政学博士のチェ・ソンウン著、小山内園子訳『働きたいのに働けない私たち』(世界思想社)の一部を抜粋・編集したものです。 2025年12月4日 7:30