2019.2.8 ブラックな印象強い飲食では異例、カイザーキッチンに応募者殺到の理由 「従業員が幸福な会社を作る」を旗印に掲げ、都内一等地への出店を加速させているカイザーキッチン。創業者は米ニューヨークのベンチャーキャピタルに勤務していたドイツ生まれの若者2人。彼らの下に、続々と人材が集まっていると聞いて取材した。
2016.12.5 同僚に褒められたらお金がもらえる!?寺田倉庫のユニーク制度 「えっ、ドクロのコインですか?」――。寺田倉庫を取材していたら、物騒な名前のコインが社内で流通していることがわかった。しかも、コインの種類によってはその金額が精算され、金額も天井知らずという。いったい、どういう制度なのだろうか?
2016.11.28 和製アマゾン?寺田倉庫が「倉庫業」で生き残れる理由 寺田倉庫は、いったい何をしている会社なのだろうか。社名に「倉庫」とあるにもかかわらず、ホームページには「ワイン」「アート」「メディア」などのキーワードと共に美しい写真が並ぶばかりで、「いったい何が本業なんだ?」と翻弄される。
2016.11.21 「5年で辞めろ」と社長が公言、寺田倉庫という不思議企業 会社設立から66年の寺田倉庫がここ数年、急速に変貌を遂げている。ワインやアートの保管事業を手がけ、倉庫会社のイメージを覆しているのだ。改革を主導する中野善壽社長に「ぜひ話をうかがいたい」と勇んで取材に向かったが、のっけから壁にぶつか…
2016.10.7 36年黒字のもやし会社の原点は「コカ・コーラに敗北」 「もやし」に活路を見出し、業界トップクラスの企業へと成長したサラダコスモ。その原点はラムネの製造・販売事業にあった。来る日も来る日も重いラムネの箱を運でいた若い頃、社長である中田智洋氏の耳に焼き付いて離れない1つの歌があった。
2016.10.6 O-157危機を「解雇・減給なし」で乗り切ったもやし会社の英断 無漂白もやしで勢いに乗り、国内トップクラスの野菜工場で成長を続けるサラダコスモ。36年黒字経営を続ける同社最大の危機は、1996年夏にあった。この年、世間を騒がせたのは大腸菌「O-157」による食中毒事件である。
2016.10.5 「もやし」で36年連続黒字!強運社長の激動人生 岐阜県中津川市に本社を置く「サラダコスモ」は、もやしやカイワレ大根などの発芽野菜を手がけ、36年連続の黒字経営。2016年5月期の売上高は前期比11.8%増の98億円だ。一般的には「儲からない」と思われているモヤシ業界でどう活路を見出したのか…
2016.8.1 ガリガリ君、年5億本売る秘密は「ブームを作らない」 赤城乳業レポートの最終回。工場を見学させてもらったり、必死に値上げを我慢した経緯を教えてもらったりもしたけれど、まだ、仰天するほどの戦略は出てきていない。「ガリガリ君戦略」の陣頭指揮をとるマーケティング部部長の萩原史雄氏に詰め寄っ…
2016.7.25 ガリガリ君は実は「大人の食べ物」だった! 2016年4月1日の出荷分から、25年ぶりに値上げした赤城乳業の「ガリガリ君」。とても話題になり、その後も売上が落ちないと話題だが、同社のマーケティング部長・萩原さんは、「値上げ前は利益がまったく出ていなかった」と衝撃的な事実を教えてくれ…
2016.7.19 「ガリガリ君」工場見学はなぜ倍率500倍の大人気なのか 夏だ、アイスだ、ガリガリ君だ!今回はガリガリ君の製造・販売元の赤城乳業をレポートする。8年間も値上げを我慢した挙句、「お詫びCM」を流せば、それが海外メディアにも報じられるなど、この会社は何か“持っている”。まずは工場見学へと向かっ…
2016.6.3 「わさび抜きわさビーフ」を生んだ中の人が語るツイッター戦略 SNSを使ったマーケティング戦略は、近年、BtoCの企業にとって重要な戦略だが、成功している企業はそれほど多くない。山芳製菓の「中の人」ヲリハラさんは、臨機応変なアイディアと機動力で企業公式ツイッターの中で最も注目を集める一人だ。
2016.6.2 「わさビーフ」社長が語る、普通の味のポテチを作らない理由 眠気を誘うとろんとした目が愛嬌の、いかにもやる気のなさそうな牛。そんなキャラクターが人気の「わさビーフ」。「カルビー1強」と言われるポテトチップス市場でも、わさび味と言ったらコレ。東京都板橋区に本社を置く山芳製菓の商品である。
2016.3.18 安売りだけで成功した会社など一つもない 「草刈機まさお」などユーモアたっぷりの商品名で注目の農業用運搬車業界トップのキャニコムだが、決して値下げはしない。同社の包行会長は「安く売って儲かった人、成長した企業はひとつもない」と断言する。
2016.3.17 「草刈機まさお」はなぜ生まれた?地味な商品でも大ヒット連発のネーミング力 「草刈機まさお」や「ブッシュカッタージョージ」、「ヒラリー」などのユーモアかつ、度胸あるネーミングで世界にも打って出る農業用運搬車業界トップのキャニコム。そんな大ヒット商品のネーミングをしているのは、すべて同社の包行均会長だ。
2016.3.16 福岡の三流会社が業界トップになれた理由 ユニークな企業には、ユニークな経営者がいる。福岡県うきは市に本社を置く「キャニコム」の二代目、包行均会長もその1人。「斜陽」と言われて久しい業界で、「なんでも三流」だったメーカーを「超一流のグローバル中小企業」を目指せる会社へと変…
2015.7.23 建て替えか保存かで揺れる、黒川紀章設計の前衛マンション 日本で最初の民間によるマンションの分譲が行われたのは1956年のことである。高度経済成長に伴い、1970年以降は特に都市部で大量のマンションが供給されるようになった。一方で、その頃に建てられたマンションの老朽化が深刻な問題になっている。
2015.6.18 新国立競技場でも批判の的、建築家に罪はあるか 東京オリンピック主会場となる新国立競技場の建設問題を巡り、「建築」が社会的な注目を集めている。その裏には、ふだんは持ち上げられているのに、いざ建てる段階になると社会の批判の的になりやすい巨匠建築家たちの挫折感があった。
2014.3.24 「佐村河内氏・小保方さん問題」があぶり出した ストーリー消費社会の現実――ジャーナリスト 曲沼美恵 佐村河内氏と小保方さん。クラシック音楽と先端科学という、まったく違う分野で起きた2つの“事件”は、私たちが生きているストーリー消費社会のありようを、まざまざと見せつけた。現実よりも貪欲にストーリーを消費する現代社会を象徴している。
2013.4.4 エース社員を新興国NPO・NGOへ派遣名だたる企業が続々参加する「留職」とは何か 日本企業が新興国への進出を進める今、現地で活躍ができる人材の育成が急がれている。そうしたなか、パナソニックなどの大手企業が続々と参加し、注目を集めているのが新興国のNPOやNGOへ社員を派遣させるプログラム「留職」だ。
2010.10.28 「72歳ベテランガイド」と行くバスツアーが爆発的人気!景色そっちのけで熟男熟女がハマる“意外な楽しみ” “ガイドレス観光”が増えつつある時代、1台のバスに2人もガイドを乗せて成功しているバス観光がある。現役ガイドと往年の名ガイドがコンビを組み、昭和の名曲をカラオケで歌いながら、東京の街を巡るという面白いツアーだ。