前回は婚活で相手が見つからないパターンを解説したが、一方で、相手は見つかっても成婚に至らないというパターンもある。

 急成長した企業の経営者で、収入はかなりのものなのに、結婚相談所に入会する男性はその一例だ。

 こうした男性は、決まって高学歴。学生時代は真面目に勉強して、いわゆるガリ勉だった人も多い。

 そこで結婚相談所に入ってみると、女性から見れば、彼はかなりの高スペックで申し込みが殺到する。今まではお金を使わないと会えなかった女性たちが、いきなりリストアップされてくるわけで、「誰にしようかな」という状態だ。女性の画像を眺める様子はまるでヤフーオークション状態で、「俺はモテるんだ!」と思い込んでしまう。

若き経営者に多い
スーパードSの「エンドレス男」

 結婚相談所に入会した直後、誰しも「高望み期」という時期が来る。自分にふさわしい人かどうかということはさておき、とにかく素敵な人を選ぶ時期だ。私が念押ししたいのは、この時期が短い人ほど結婚できる確率が上がるということ。4ヵ月高望み期が続く人は成婚が遅れることが多く、1年を超えたらアウトだと思っていただきたい。