コンビニ大手各社が女性向けスイーツに力を入れ始めたのは一昨年末頃から。なかでもローソンの「プレミアムロールケーキ」がヒットし、各社がその後を追っている。そんななか、クロス・マーケティング(東京都中央区)は、「『コンビニスイーツ』に関する調査」を実施。この結果からは、コンビニスイーツのイメージが以前と変わりつつあることがわかった。
アンケートは1月12日~14日までインターネットリサーチで実施。調査対象は、首都圏と関西圏の有職者で、直近3ヵ月以内にコンビニエンスストアとスイーツ専門店(店頭/通信販売)、デパ地下のいずれかの店舗で冷蔵スイーツを購入し、自分で食べた人。有効回答数は2024サンプル。
気軽に買える「自分へのご褒美」に!
女性客を虜にしたコンビニスイーツの実力
アンケートでは、「コンビニエンスストア」「スイーツ専門店(店頭)」「スイーツ専門店(通信販売)」「デパ地下」「スーパーマーケット」それぞれで、購入したときの状況を調査。
コンビニエンスストアは、「新商品を見つけ、食べてみたいとき」「疲れがたまっているとき」「自分にご褒美をあげたいとき」の3つの項目で、スイーツ専門店やデパ地下などを押しのけてトップに立った。
身近で立ち寄りやすいコンビニだけに新商品を見つけやすく、疲れがたまっているときでもすぐに手に入れることができる。また、「自分にご褒美をあげたいとき」を選んだ人が多いのは、コンビニ各社がスイーツに「自分へのご褒美」というコンセプトを打ち出したことと無関係ではないだろう。