2人の新しい門出を祝う結婚式や、故人を偲ぶための葬式は、本来ならば厳かに行われるべきもののはず。しかし、そんな厳粛な雰囲気が、予想もしない出来事で台無しになってしまった…そんな経験はないだろうか。今回は、ハプニングによって残念な結末を迎えてしまった冠婚葬祭のエピソードを20~50代の男女から集めた。今後結婚式や葬式を行う予定がある方々はこんなことにならないよう、ぜひ参考にしてほしい。(取材・文/岡本実希、編集協力/プレスラボ)
はるか昔から、通過儀礼として大切にとり行われてきた冠婚葬祭。人生の節目を祝い、そして最期を締めくくるに「ふさわしい式」を誰もが望むはずだ。
しかし、親族や友人・知人が数多く集まる場所にトラブルはつきものである。どんな不測の事態が起こるか分からない。だからこそ、備えあれば憂いなし。トラブルが巻き起こした残念な事例を見ておくことで、こんな事態にならないよう十分注意してほしい。
お祝いムードが一転
お酒が巻き起こした悲劇
まずは、お祝いの席には欠かせないアレが原因となって起こってしまったトラブルから見ていこう。
「地元の友人の結婚式に出席した時のことです。幼い頃から知っている友人の晴れ姿とあって、地元のメンバーが集まる席は大盛り上がり。ついには、お酒を飲んでどんちゃん騒ぎが始まることに。この時点ですでに他の参加者の方々からは白い目で見られていましたが、この後さらに最悪な事態が…。
なんと、飲みすぎた友人のひとりが、会場の真ん中で吐いてしまったのです。まるで噴水のように戻し続ける姿に一同騒然。
しかも、仲の良い友人ということで、あろうことか席は新郎新婦のすぐ近く。お祝いムードは一転し、周囲の方々から冷ややかな視線を浴びて、その場にいるのもいたたまれないほどでした」(20代男性)