小学生から高校生向けのプログラミングスクール「スタープログラミングスクール」を運営する斎藤幸輔さん(31)は新発田市出身。大学で東京に進学し、新潟のご飯のおいしさにあらためて気づいた。

 「東京で居酒屋ランチみたいなのを食べて、ご飯ってこんな色、こんな匂いだったっけ?やっぱり新潟のご飯はおいしいんだなと不思議に思いました」

 現在も東京で働く斎藤さんは、たまに出張で新潟に行く機会があるという。県外出身の人と一緒にいく場合は、ご飯のおいしさを味わってもらえる店に案内する。よく利用するのは、新潟市を中心に和食居酒屋を展開する「よね蔵グループ」の店。「いかの墨」「海老の髭」「たこの壺」などの店があり、土鍋で炊いたご飯と海鮮料理が好評だ。いかの墨は昨年12月に新宿店をオープンし、東京進出も果たしている。

 新潟の人にとって、お米は「スーパーで買うもの」ではないらしい。たいてい親戚や知り合いに米農家がいて、分けてもらったり、安く譲ってもらったりすることが多いようだ。実家を離れて東京で暮らしてもそれは同じ。新潟市出身の20代男性は「お米は基本的には実家から送ってもらっています。自分で買った記憶は2回ぐらいしかありませんが、そのときも魚沼産のコシヒカリを買いました。他県産のあきたこまちとかは安くても買いません」とこだわっている。

 もちろん米だけでなく、米菓も新潟の十八番。ハッピーターンの亀田製菓、ふんわり名人の越後製菓、味しらべの岩塚製菓、ばかうけの栗山米菓など、数多ある米菓メーカーがしのぎを削っている。

 「東京のスーパーは、米菓コーナーが小さい。新潟のスーパーだとたいてい1レーンまるごと米菓コーナーです」(五泉市出身の30代男性)

 実家にはいつも、あられ、おかき、おせんべいなどのストックが豊富にあるという。

 そんなお米LOVEな新潟県人だが、実は意外にラーメンも大好きな県民性であることがわかった。

極太麺と魚介出汁が効いたスープの背脂ラーメン

 燕三条の背脂ラーメン、長岡の生姜醤油ラーメン、割りスープで薄めながら食べる濃厚味噌ラーメンなどが代表的な「新潟ラーメン」とされる。

 「街に人通りが少なくても、ラーメン屋だけはいつも賑わっている印象」(新発田市出身、斎藤さん)

 おすすめ店を聞いてみたところ、男女問わず、次々と店名が挙がった。生姜醤油なら「青島食堂」、味噌なら「東横」などが有名で、店舗を複数展開している。新潟市内の「麺作赤シャモジ」、長岡の「いち井」「麺香房ぶしや」、新発田の「和玄」などもおすすめだそう。新潟を訪れる機会があればぜひ試してみてほしい。