アシックスジャパンが2017年3月4日に発売したのは、「FlyteFoam(フライトフォーム)」をミッドソールに採用したランニングシューズ。同社のスポーツ工学研究所が開発したものだ。
ランナーなら説明不要かもしれないけれど、ランニングシューズといっても各人の走り方や経験などによって、求められるものは異なる。
「プロネーション(走行時の足首の倒れこみ)のタイプやランニングの経験、目的などに合わせて3種類を用意」したとアシックスジャパンの担当者は発表会の席上で説明してくれた。
モデルを個別に簡単に解説すると下記のようになる。
「DynaFlyte(ダイナフライト)」は速いペースのランニング・トレーニング向け。ミッドソール全面に「FlyteFoam」を採用しており「足が自然がと前に出やすくなる」(アシックスジャパン)という。こちらは従来からのモデルに新色追加。
新製品のひとつが「GEL-DS TRAINER 22(ゲルディーエストレイナー)」。サブ4を狙う中級ランナー向け。
「オーバープロネーション(角に足首が内側に倒れ込むような走り方)を抑えるため土踏まずの内側に高硬度スポンジ材を配し」ているとアシックスジャパンでは特徴を説明。
「NOOSA FF(ヌーサエフエフ)」はフルマラソンを4時間前後で走るランナーに適したバランスのよさが謳われる。中級以上のランナーの日々のトレーニングにも向いているという。
すべてのモデルは男性用と女性用とが用意され、カラリングも異なる。
「FlyteFoam」はアシックス製品が従来使っていたE.V.A.より約55パーセントの軽量化を実現したミッドソール。すぐれたクッション性と軽量化によりランナーが持つスピードを引き出しやすくなっているとアシックスジャパンではしている。
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