まず先に行動ありきではダメ
井上 「そのプロセスが曖昧だと、人は行動に不安を抱きます。何でこれをやるんだろうって。でも、そのプロセスが明確だと、仮に途中で結果が出ていなくても、それに対して信じて続けていくことができます。だから結果が確実に得られるためのプロセスを明確にする。これが行動し続けるためには、重要なことかと思います」
堀江 「そこを明確にするためには、知らないとできないところもあると思うんですけど、そこはどうすればいいんですか?」
井上 「そうですね。でも、知らないからとにかく先に行動してみようっていうのは、必ず失敗すると思います」
堀江 「まず先に行動ありきではまずいと?」
井上 「とにかく行動してみなさっていうのは、考えることが出来ない人ですよね。行動は緻密でないといけないと思います。緻密な行動をするために必要なのは、やはりその結果を得るために、専門的な学習、もしくはその結果を出している人から情報収集すること。もしくは、専門のトレーナーなり、コーチをつけることです」
堀江 「まったくその通りですね」
井上 「ゴールが明確でないのに、ただ思い付きで行動してる人って凄く多いと思うんです。プロセスも明確じゃなくて、知識もなくてという…。とりあえず行動していく先で、一つひとつその問題を捉えていったらいいと。それは、ほぼ結果の出ない人の行動パターンだと思います」
堀江 「たしかに。でも、そういう人って結構いる気がします」
井上 「私が自分の周りの人たちに必ず言うのは、緻密でなくて成功した人は誰もいないということです。人よりもどれだけ緻密に細分化して物事が考えられるか、何かを成し遂げるためには、絶対にそれが重要です」