上手な質問で、
話しは盛り上がる。

 話を聞きながらも、一言、二言つっこむことで、相手を説得できます。

 質問という形をとって説得していくのです。

 話が面白いか面白くないかは聞き手で決まります。

 語り手ではありません。

 どんなに上手な語り手であっても、聞き手がヘタだと話は盛り上がりません。

 いい聞き手は、話を聞きながら、いい質問の仕方をします。

 上司に同じ話ばかりされて、「またその話、これで3回目」とグチをこぼしている部下は、質問の仕方が悪いのです。

 質問の仕方で、いくらでも新しい話に振りかえていけます。

 それは決して相手の話の腰を折ったり、水を差すということではありません。

 相手が盛り上がって話ができるように、本当に言いたかったのはこういうことと思えるような話に持っていける。

 相手にも自分で話していて「なんて面白い話なんだろう」と思わせるのが、上手な聞き手です。

 たくさん話した満足感のある人が、一番納得します。

 話したいのに聞き手にばかり回っていると、どんなにいい話でも、話し足りないから納得できないのです。

 聞き手にだけ回っている相手は、絶対に納得してくれないのです。

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