廣津留真理(Mari Hirotsuru)
ブルーマーブル英語教室代表、一般社団法人Summer in JAPAN(SIJ)設立者・代表理事・総合プロデューサー、株式会社ディリーゴ代表取締役
早稲田大学第一文学部卒。大分県在住。これまで英語教室(大分県)と県内外のセミナーで3000人の生徒を教える。幼児(4歳)から高校3年生(18歳)までが一緒に学ぶ無学年制の画期的な英語スクール、国際交流とグローバル人材育成のサマースクール、「親力」を養うワンコインセミナーを3本柱に活躍。「従来の受験英語」ではなく、「英語4技能(読む、聞く、話す、書く)」を高いレベルで鍛えることで、多数の生徒を英検1級・準1級合格に導き、議論・読書好きに育て、難関大学合格レベルを超えた一流の英語力を提供。彼らが大学生になると、アメリカやヨーロッパの大学に留学して見聞をさらに深めるという好循環を生んでいる。独自の「ひろつるメソッド®」は、「はじめから難易度の高い本物の英語を教える」という逆転の発想のもと、英語未経験の小学生でも大学入試レベルの長文が読めるようになる衝撃の指導法である。週1回たった75分のレッスンで、小学生が1年以内に英語をゼロから始めて英検3級以上の範囲を終了するメソッドは、汎用性が高く、誰でも本物の英語力がつくと圧倒的な支持を得ている。その効果を最大限に体現したのが長女のすみれ。2012年に彼女が、18年間塾なし、小中高12年間の学費わずか50万円で、地方の公立小中高からハーバード大学へ現役合格。現在、ニューヨークの名門であるジュリアード音楽院(2017年QS世界大学ランキング第1位【パフォーミングアーツ部門】)の修士課程に在学中。2013年、ハーバード生が日本の子どもたちに英語のライティングと自己表現力を教えるサマースクール「Summer in JAPAN」(開催地:大分・岡山)を設立。これまでに500人超の現役ハーバード生の採用筆記試験審査と100人以上の面接にあたる。同時に、地元大分県の日本人大学生やアジア人留学生を積極的に活用。SIJの活動により、2014年12月、経済産業省の「キャリア教育アワード奨励賞」を受賞。サマースクールの受講生は、日本全国の進学校やインターナショナルスクールはもとより、アメリカ・カナダ・中国・韓国・シンガポール・香港など海外からも参加が相次ぎ、リピーターも続出。「立地や条件にかかわらず、唯一無二で価値のあるものには人が集う」という著者の主張が4年にわたり現実のものとなっている。英語4技能と国語力と教養を同時に鍛えるのが基本という考え方のもと、家庭環境の大切さを保護者に語りかけ、誰でも文化資本にアクセスできる社会の実現を目指している。「得意なことを究極まで伸ばす」「週末は平日と違う活動をする」「ほめて育てる」「親も自分を磨こう」がモットー。著書に『世界に通用する一流の育て方――地方公立校から〈塾なしで〉ハーバードに現役合格』(SBクリエイティブ)がある。 【著者HP】 http://dirigo-edu.com

『英語で一流を育てる』
著者からのメッセージ

 おかげさまで、『英語で一流を育てる――小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法』 が発売早々第6刷となりました。本当に、ありがとうございます。

 私は、これまで3000人の子どもたちと接してきました。
 その中には、こんな子が続出しています。

●18年間塾なし、小中高12年間の学費わずか50万円で、地方の公立小中高からハーバード大学へ現役合格した長女のすみれ(現在はジュリアード音楽院の修士課程に在学中)。

●幼稚園年長から教室に通い始め、小2で英検準2級(高校中級程度)に合格したYくん

●小6から通い始め、英語学習経験ゼロにもかかわらず、わずか8か月で英検3級(中学卒業程度)に合格したGくん

●小3から通い始め、たった1年半で英検2級(高校卒業程度)に合格したTくん

●教室に通い始めてわずか7週間で、英検5級レベル(中学初級程度)に到達したMさん(9歳・小3)と一緒に通っている弟のSくん(6歳・小1)

●教室に通い始めてわずか7週間で、英検5級レベル(中学初級程度)に到達したMさん(9歳・小3)と一緒に通っている弟のSくん(6歳・小1) 

 このように、非常に短期間で、英検(実用英語技能検定、文部科学省後援)に合格しているのです。
 しかも、大分県の一般的な普通の家庭の子ばかりです。

 私は、500人の現役ハーバード大学生のエッセイを読み、140名のハーバード生に面接をし、100名のハーバード生と海外旅行をしたこともあります。

 そして、ハーバード生200名リサーチを行いました。
 その衝撃レポートを本書では収録していますが、家庭学習と子どもの関係はとても強く、親の愛情とサポートが子どもの自己肯定感や成功に大きく影響します。

 そこで私は、1)伸びる子は学齢にかかわらず、どんどん伸ばす無学年制の英語スクール、2)世界のトップ大学生を招いて子どもたちにリーダーシップを身につけてもらうグローバル人材育成のサマースクール、3)「親力=自分磨きと情報収集と愛情の示し方」を養うワンコインセミナーを3本柱に次世代教育に取り組んでいます。

 いまの日本の大学入試は一芸入試。
「学力テスト」という一芸のみで入学できるからです。
 ただ、これからの時代、実社会ではあらゆる方面から判断されます。
 決断力、リーダーシップ、ボランティア精神、異文化理解力、創造力、コミュニケーション力、かわいげ、社会貢献度、社会適応能力、エトセトラ。

 国も次世代を真剣に育てる必要性から、国民の入試好きなキャラを利用して大学入試を変えてしまい、みんなの関心を一芸から多芸へと向けようと、大胆な教育改革に打って出ました。

 そんな中、微力な私にできることは、2030年以降に大人として活躍する世代をいまから育てていく土台づくり、種まきです。

 それには、現在、外注に重点が置かれている学習や勉強を、家庭中心に戻すこと、これが最強だと信じています。
 中でも、英語はとても大切。

 英語を入試問題として学習する習慣をいますぐ捨て、子どもたちには、英語の3つの力……世界レベルで「情報をゲットできる力」「情報をシェアできる力」そして「価値(バリュー)を創造できる力」を身につけてもらいたいのです。

 家庭でのコミュニケーションは外国語学習の要です。

 堅苦しく考えずに、まずは日本語で語彙が豊富になるようにお子さんにたくさん話かけてください。
 お子さんが自己肯定感をしっかり保てるように、お子さんの声や発言に全身全霊で耳を傾けてください。

 このように、家庭を愛情でいっぱいにしておいてからこそ、語学学習は始まります。

 言葉は人と人との関係性に密接に結びついているので、特にお子さんが小さい間は、何を言っても怒られない、自由に発言してもいい雰囲気を示してください。

 恋愛と同じで、子育てはひとりではできません。
 相手との相互作用で築かれていくものです。

 本書は、「1日たった5分のらくらく単語攻略法」「超・音読法」を初めて紹介した英語の本ですが、究極のテーマは、言葉を学ぶ=どう生きるかです。

 この本を実践して、家庭で英語がらくらくできるようになる子どもが増えますように、そして、家族の愛情の表現がますます豊かになって、みんながハッピーになる好循環が生まれますように!


【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ 】

廣津留真理:著
価格(本体):1500円+税 発行年月:2017年5月 判型/造本:46並製、258ページ ISBN:978-4-478-10170-4

『英語で一流を育てる
――小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法』

◎文法不要! 和訳不要! 書き取り不要!……「英語不要3兄弟」で断捨離
◎親は教えなくていい! ただニコニコ隣でしているだけでいい
◎何歳からでも、英語がすぐに読めて聞けるようになる「超・音読法」
◎小学校4年間分の「英単語」が、たった3か月でマスターできる暗記法
◎本物の英語力と本物の国語力が 同時に身につく方法
◎1分間で要点を言える“コミュニケーション力”を磨くスピーチ法
◎みるみる英作文が上達するライティング法

★日経新聞、西日本新聞、佐賀新聞掲載で話題沸騰! 発売たちまち6刷!
英語4技能(読む、聞く、話す、書く)に加え 国語力もアップするから
一石五鳥!  同時に、親の“本物の英語力”もアップ!
家族ニコニコ、 子どもワクワクの新メソッド!!

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【目次】
◆プロローグ
 「まさか」を「すごい」に変える“奇跡の勉強法”初公開
◆第1章
 なぜ、一流は家庭で英語を学ぶのか
◆第2章
 常識破りの英語で子育て完全マニュアル
◆第3章
 「日本語B」で「英語脳」に変わる法
◆第4章
 1日たった5分のらくらく単語暗記法――英語は単語が9割!
◆第5章
 小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める「超・音読法」
◆第6章
 ハーバード生がつくった英文をマネれば、英作文も子どもに教えられる
◆第7章
 家庭で英語の「1分間スピーチ」が得意になる方法
◆【プレミアム特典】
 ハーバード生がつくった「英語4技能」がらくらく身につく動画・音声データ付き3点セット