思いどおりにならない息子にいらだつ
元高校球児のFさんは、長男が所属する少年野球チームの世話役を務めています。
長男は当初、低学年にもかかわらず、スタメンで活躍していましたが、学年が上がり、野球のうまい子どもたちが増えてくると試合に出られる回数が減ってきました。
その状況に、Fさんは歯がゆくてなりません。
そして、「もっと走り込め!」「こういうバッティングをしろ!」とつい口を出してしまいます。
最初は素直に父親のアドバイスに従っていた息子でしたが、次第にいやがるようになり、練習も休みがちになってしまいました。