「外出時の◯◯」が、さらに脳を疲れさせる!
アウトドアには、他にも私たちを疲れさせる原因が隠れています。
目的地までの移動手段は電車、自動車、バスなどが考えられますが、そこに着くまでの間、常に緊張した状態が続きます。とくに初めて行く場所への移動は不安や緊張で交感神経が高ぶっています。これが脳を疲れさせるのです。
目的地に着いたら着いたで、「見知らぬ土地に来た」ということで、警戒する意識が働きます。初めての場所は、本能的に警戒するように脳ができていて、これはヒトに限らず、動物はすべてそうです。
旅行などで初めての土地に行くと、多くの人がホテルに着いたら1回はホテルの周りを探索します。
「周りにどんなお店があるのか」
「夜の買い出しはどこでしようか」
そうした動機があるにせよ、本能的には、自分が寝泊まりするところが安全かどうか、危険はないかを調べたくなっているのです。
こうした行動すべてが疲労の原因です。