井ノ口浩二さん(42歳)が7年間、連れ添った妻と離婚したのは先週のこと。約2500日におよぶ結婚生活の中で築き上げてきたもの…浩二さんの努力や我慢、忍耐はすべて無駄になったのですから、落胆するのも無理はありません。

 浩二さんは幼い頃に両親の離婚を経験し、母子家庭で育ちました。幸せな親子3人の暮らしを何よりも大切にし、娘の凛ちゃんには自分と同じような思いをさせたくないという気持ちが強かったのです。

 当初、浩二さんは妻の不倫相手がどこの誰なのか…間男の素性に全く見当もつかず私のところへ相談しに来ました。私は「相談相手が不倫相手へ発展することが多いので『元彼』『元職場の上司』『旧友』などに目星をつけてみたらどうですか?」と助言しました。

不倫の証拠を掴むには
スマホの機種変更が狙い目?

 現実世界の交友関係を「ネット上で」可視化するルーツといえば…そう!Facebookです。浩二さんは妻と「友達」になっているので妻のFacebookを隈なくチェックしたところ、妻と同じ日時に同じ焼酎バーにチェックインをした「男」を発見しました。

 しかも、妻と男性の出身高校は同じで、2人してFacebook上の母校の同窓会グループにも名を連ねていました。妻は「どうせ大丈夫」と油断していたのか、それともITリテラシーが低いだけなのか定かではありませんが、特定の友達には表示させない設定をすることも可能で、夫も「友達」なのに、前述の書き込みは「友達全員」が閲覧できるようになっていたのです。

 今回に限らず、「不倫デート」をTwitterで実況中継したり、LINEのグループに写真を投稿したりして、ご丁寧にネット上に「不倫の足跡」を残すケースは決して珍しくありませんが、不倫を暴く側には注意が必要です。

 特にSNS上の証拠は設定一つで「なかったこと」にすることが可能で、例えば、浩二さんの妻がFacebookの書き込みを「夫は閲覧できない」という設定に変更することも可能で、「賞味期限あり」の証拠なのです。

 浩二さんは妻の怪しげな行動を目の当りにしてショックを隠せない様子でしたが、私は「すぐに画面を写真(スクリーンショット)に撮っておいた方がいいですよ」と助言をしました。