実績を数字にして「+1」しよう

 では、これらの「+1」はどのようにつくればよいのでしょうか。その方法のひとつとして、これまでの実績を「数字」で伝えることがあります。あなたの伝えたい「特徴」に紐づく実績を数字にして付け加えるのです。

「お客さんに寄り添ったコンサルティングサービス」
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「98%のお客さんが1年以内に業績を上げられた、お客さんに寄り添ったコンサルティングサービス」

いかがでしょう? 実績が数字で入ることで、より特徴が強化されることがわかると思います。実績自体を出しているケースはよく見かけますが、それを数字にまで落とし込んでいないことがよくあります。しかし、数字にしないと「すごさ」は伝わりません。

「ほとんどのお客さんが業績を上げられた」よりも「98%のお客さんが1年以内に業績を上げられた」のほうがすごさは伝わりますし、「多数の生徒を指導した」も「1万人以上の生徒を合格に導いた」のほうがすごいと思ってしまいます。そして何より、実績を詳細に見せられると、具体的な成功イメージがわき、より一層欲しいと思ってしまいます。ぜひ、実績を数字に置き換えて、特徴に「+1」してみてください。これまで以上にあなたの商品の特徴は魅力的に伝わるはずです。

 セールスでは、こうした「ちょっとした工夫」を知っているかどうかで結果が大きく変わってきます。拙著『なぜか即日即断してしまう 105人連続契約の秘密』では、こうしたセールスにおける「ちょっとした工夫」を多数掲載しました。ぜひ本書で、圧倒的な成果を残すための“ワンランク上のテクニック”を身につけてください。翌日から、あなたの成果は段違いに変わってくるはずです。