ブレザー(メゾン キツネ)、シャツ(ビー・トウキョー)、ネクタイ、トラウザーズ(ともにプラダ)、シューズ(チャーチ)、ハットはヴィンテージ。MAISON KITSUNE(メゾン キツネ)は、音楽とアートとの関係が深いジルダ・ロアエックと黒木理也により2001年、パリにて創業したブランド。本年の春、ユニクロのデザインディレクターをつとめる滝沢直己がリリースしたビー・トウキョー(B TOKYO)のコンセプトは、日本人による世界の男たちのための服。プラダ(PRADA)は、日常を贅たくに飾るイタリアの高級ファッションブランドで、チャーチ(Church's)は、そのプラダによってモダニティを獲得した英国の老舗靴ブランド。あたらしいものへの興味をもちつづけるチカラこそ要諦。幸宏さんの面目躍如

社交の場へは、お洒落をして出掛けてました

 当時のロンドンの社交の場というと、80年代ほどクラブ・シーンは盛んではなかったのですが、分かりやすく言うと、クラブレストランですかね。79年から81年くらいは、一週間経てば違うクラブができてたという感じでした。

 そういう場所にはお洒落をして出掛ける。ただお洒落をして街を歩きたいというのもありましたし、街を歩いていても「あの人格好いい!」っていうのが一杯いましたから。

 ただ、ラウンジウエアというと、男たちの社交場というイメージでした。どんなに女好きな男性でも、自分たちのために絶対女性が入れない場所を作って、でも、そこへはすごいお洒落して行くっていうところですね。それでいて寛げる場所。

 イギリスには、いまでもそういう社交クラブがまだ結構ありますね。

 現代はヴァーチャルなものが多過ぎますね。実際に体験しなきゃいけないのに。ぼくも最近は出掛けなくなっちゃった方だから、あまり言えないですけど、どんどん出て行って経験を積んだ方がいいですよ。

 ぼくは、ファッションにしても、音楽にしても、人と同じでいいなんていう考え方には感心しませんから。