会社の管理なき世界で
必要になるセルフマネジメント

本連載の著者・丸山貴宏さんの『そのひと言で面接官に嫌われます』が好評発売中!
青春出版社、192ページ、926円(税別)

 最後のセルフマネジメントとは、要するに仕事をしようと思ったら自分をコントロールして仕事をできる自制力のことです。

 仕事上で発生する大事なことは嫌なことが多いものです。会社のオフィスにいれば上司や周囲から指摘されたり、お客様から督促されたりして嫌でも向き合わなければならなくなります。ところが、会社が社員を細かく管理しなくなり、かつ在宅勤務をはじめ働く時間や場所の自由度が高い働き方を導入するようになってくると、自分自身でモチベーションを高められなければ嫌なことに取り組めなくなります。

 ある意味、会社が管理してくれると非常に楽です。「朝9時に出社せよ」などと決められて、とりあえずその通りにやっておけばよいのですから。しかし会社に管理されず、嫌なことを率先して片付けていくには、強靭な気持ちが必要です。

 人間はなまくらにできていて、脳は放っておくと休もうとします。そんな自分の内なる敵と戦って、仕事に向かえるかどうか。また、セルフマネジメントは、コミットメントやプロフェッショナルのベースにもなるのです。

(株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)