この調査では、毎回、仕事のストレスや労働時間を調べている。時系列変化を追う前に、最新時点での両者の関係を調べておこう。2015年調査に参加した37ヵ国の長時間労働と仕事のストレスとの相関図を図3に掲げた。

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 長時間労働が最も多いのはインドであり、収入になる仕事をしている者のうち25.2%が60時間以上仕事をしている。中国、フィリピンも2割以上と多い。日本は13.3%であり、これらの国や台湾、ベネズエラ、チェコ、南アフリカに次ぐ世界第8位となっている。この調査では母数に休業中の労働時間ゼロの者が省かれているためもあって、日本の値は上述の長時間労働割合よりもやや多くなっている。

 仕事のストレスが最も多いのはベネズエラの26.1%であり、スペインが第2位、日本は18.7%で世界第3位の高さとなっている。