腰が冷えると、トイレに行きたくなってきてしまうのです。1分でも惜しい、試験時間中、トイレに行くことになれば、数点失う可能性も出てきます。暖房がガンガン効いている部屋だったとしても、足元と天井部に温度差が生まれると熱の移動で風が起きるので、腰の空洞に風がビュービューあたってしまうのです。でも、腰の空洞部分にこの断熱シートの座布団を敷いて空洞を塞げば、冷えません!300円くらいから販売されています。大教室対策として、検討してみてください!

 もちろん、これは防災グッズや子育てグッズとしても大活躍です。合格後のお花見にももちろん使えます。詳しくは過去記事をご覧ください。

「9月1日を、大事な人に防災グッズを送る「マモリタインデー」にしませんか?」――おススメプレゼントは?ペット用品やオムツ替え用品を防災用品にする小技をご紹介!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3596

 最後に受験生のための寒さ対策としてよく話題になっていますが、それは、普段の寒さ対策や災害時の寒さ対策と全く一緒です。受験の時だけ、寒くなるのではなく、普段から寒い格好だといつでも寒いのです。これまでに書いた普段からの寒さ対策は、以下をご覧ください。

「登山では、コットンのインナーは着ません!機能性インナーの下にコットン肌着を着ている人が54%も」――正しくインナーを着こなして、寒い冬を暖かく。アウトドア流着こなし術を身に着けよう!その2
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2094
「災害時にも役立つレインウエアを普段使いに」――「寝るな、寝ると死ぬぞ!」は間違い?
http://www.risktaisaku.com/articles/-/1839
「風の強い日にフリースをアウターに着るのは間違い?!」――水と空気と風をコントロール。アウトドア流着こなし術を身に着けよう!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2071
「ダウンジャケット、たくさん服を着こんだ上に着てませんか?」――ダウンは体温で温めて羽をふくらませるもの。肌に近い方が暖かい!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2109

 試験会場独特の問題としては、室内と屋外の温度差や大会場には足元の寒い会場があります。脱ぎ着できて調整しやすい服であるとよりいいですよね!

 受験生のみなさんにとって、頑張ってきた成果の出せる試験でありますように!受験生ではない方も、防災を気軽に日常で取り入れていく、ゆるい防災の話題を今年もお届けいたしますので、よろしくお願いします。

あんどう・りす/阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かし、2003年より全国で講演活動を展開。当時誰も提唱していなかったが、現在では当たり前になっている毎日のカバンを防災仕様にというアイデアを提案。特に子育てグッズと防災グッズをイコールにしてしまうアウトドア流の実践的な内容が好評。楽しくて実践したくなる、毎日の生活を充実させるヒントがたくさんあると親たちの口コミで全国に広まり、毎年の講演回数は100回以上。著書に『りすの四季だより』(新建新聞社)がある。