つみたてNISAは本年になって始まったばかりの制度だが、運用商品の開発や競争に対して既に大きな影響を与えており、政策の効果を発揮していると言える。一部の良心的な投信商品の「低コスト化」にも、つみたてNISAの影響が見られる。

 金融庁はつみたてNISAの対象商品を「長期投資に適する商品」として絞り込んだが(昨年末で135本が認定された)、実は、長期であっても、短期であっても、投資家がなすべきことは同じだ。

 はっきり言うと、「長期投資に適さない商品」は、短期の投資にあってもダメなのだ。つみたてNISAの商品選定は、全ての投資家にとって参考になることを付記しておく。加えて、その中でもいい商品はどのような商品なのかを考える上で、今回のランキングを活用していただくといいだろう。

(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)