例えば、相手の女性が興味を持っていることに関する本を「貸してあげる」と渡してみる。すると、相手は、その本を返すために、改めてあなたに会う必要が出てきますよね。また、資産運用をしているようなら人なら、「今度会うときまでに、よさそうな銘柄の株を探しておいてあげるよ」と、さらりと言ってみるなんていうのもいいかもしれません。

「特に専門的な知識や、取り柄がないよ」といった人でも、調べ物くらいはできるでしょう。彼女が分からないと言ったことをネットで検索してあげたり、ほしいと言っていた物を探し出してあげたりする。そんなことでもいいのです。

 関係を深めたいなら、とにかく「次の約束」をしなくてはいけない状況を作り出す、これしかないのです。

ハードな仕事でも
会う時間はある

 すると、今度は「そうは言っても、会う時間がないんです」という人もいます。

 例えば、シフト勤務の人などは、日程を合わせるだけで一苦労。次の約束を話し合って、デートは2ヵ月後などということもあり、そのままフェードアウトしてしまいがちです。

 以前、私が経営している相談所でカップルになった方たちで、男性側が電車の車掌というケースがありました。車掌はシフト制の中でも深夜勤務や早朝勤務もあり、スケジュールが不規則な職業です。だから、なかなかデートもできず、その男性は結婚できずにいました。

 しかし、女性は「シフト表を見せて」と言い、夜勤明けの日を指さして、こう提案しました。

「この日は5時に帰るんでしょ?じゃあ5時間寝て、その後なら会えるよね」と。

 別に、土曜や日曜に丸1日会うことだけがデートではありません。このように、「どうすれば会えるか」を工夫するのが大切なのです。