また、まとまったお金がまだない方、60歳まで資産を引き出せない「iDeCo」に抵抗感がある方、運用の勉強をしてみようという方は、「つみたてNISA」が「失敗しにくい投資の教材」としていいと思う。

 例えば、手取り収入が30万円くらいのサラリーマンがいるとすると、この人は老後に備えて概ね手取り所得の20%、すなわち月々6万円くらいを貯蓄・運用しなければならないはずなので、iDeCoで毎月2万3000円、つみたてNISAで毎月約3万3000円の限度額まで積み立てると、ちょうどいいくらいの備えと運用になる。

 まずは「iDeCo」から、ということなのだが、少額でも「つみたてNISA」も併用してみることを強く勧めたい。

 各制度の特徴を以下にまとめたので、参考にしていただきたい。

リスク資産を集中させる

 さて、それぞれの制度を利用するとして、運用の中身だが、大まかな原則を示すと以下の三つでいい。