WBC決勝でイチローが
世界一を決めた時

「火の九紫」の一年である2018年の主役。
 それは、もちろん「火の九紫」の人です(どんな人も9タイプに分かれる「9code(ナインコード)判定法」は本書にあります)。

 今年、「火の九紫」の人は、9年に一度の絶頂期を迎えます。
 自分が「火の九紫」の人ならば、この一年は頭で考えるよりも、行動あるのみです。

 行動していれば、自然とよい結果がついてくるはずです。
 私も「火の九紫」ですが、同じ「火の九紫」として尊敬する人のひとりが「イチロー」です。

 彼もうまい具合にバイオリズムを活かしています。
 2000年の「火の九紫」の年に、日本人野手として初めてメジャーリーガーとなりました。

 また、2009年には野球の世界一を決めるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がありましたが、皆さんはあの瞬間を覚えていますか?

 そう、日本対韓国という決勝の延長10回。絶好のチャンスでイチローが放ったセンター前ヒットの瞬間です。
「火の九紫」の一撃が、世界一を勝ち取ったのです。
 ここぞというところで力を出せる傾向が強いのも、9年に一度の絶頂期の特徴です。

 今年は、どんな「火の九紫」の人が活躍してくれるのか?
 今から楽しみです。

 さて、少し過去の事例も出しながら、2018年「火の九紫」の未来を予想してみましたが、あなたは何を感じたでしょうか?

「火の九紫」の一年は、基本的に人々の気分が高揚して明るい一年になるはずですので、ワクワクがたくさんです。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。