スキャンダルが乱立?
秘め事注意の2018年
「火の九紫」の年の大きな特徴の一つは、“秘め事”が明らかになる年であるということ。
火は暗闇を照らし、隠れていたものを表に出す力があるのです。
よって、この年では、よいことも悪いことも、様々なことが明らかになりそうです。
昨年、東芝の粉飾決算、日産自動車のデータ改ざんなど、企業の根幹を揺るがす事件が起こりましたが、今年も今まで以上に発覚する可能性があります。
大型倒産や予想外の企業の経営悪化が明らかになり、大きな社会問題に発展することもあるでしょう。
さらには、「火の九紫」の年には、芸能人・著名人・経済人・政治人たちのスキャンダルも例年より多くなる傾向があります。
前回の「火の九紫」の年(2009年)でも、プロゴルファーのタイガーウッズの不倫騒動、鳩山首相の資金管理団体をめぐる偽装献金問題などが明るみになりました。
しかし、悪いことばかりが明らかになるわけではありません。
おめでたいことも同時に明らかになるのも、また「火の九紫」の年の特徴です。
2009年では、ダウンタウンの松本人志がオメデタ婚、水島ヒロと絢香、劇団ひとりと大沢あかねの結婚など、芸能人たちの結婚が相次いだ年でもあり、近年にない結婚ブームとなりました。
このように、様々なことが明らかになる「火の九紫」の年ですので、過去にあった後ろめたいことは、大ごとになる前に火消しをしておくことがベストかもしれません。
思えば、1985年の阪神タイガース優勝の際、大阪の道頓堀川に投げ込まれたケンタッキー・フライドチキン道頓堀店のカーネル・サンダースの人形が、2009年の「火の九紫」の年に、24年ぶりに発見されました。
こうした意外な「発見」もあるのが、「火の九紫」の年の面白いところ。普段手をつけない場所を探ってみると、思いもよらない懐かしいものや価値あるモノが見つかるかもしれません。