「詰まる」と「迷う」は違う

 発想力が必要な仕事やプロジェクト(以下、発想プロジェクト)で、その進行フェーズごとに何に気をつけるべきか。『発想百言』と称して、第21と22講では「スタート編」を、第23講では「詰まったとき編」を論じました。

 スタート編では発想をいかに広げていくか、そのためにやる初期インタビューや分析とはどういうものか、を中心に。また詰まったとき編では、文字通りアイデアが出ないときどうするか、「行き詰まる→deadlock→閂(かんぬき)錠…」といった言葉の反復横跳びを使いながら探ってみました。

 実はもう一つ、読者のみなさんからの質問で多かったのが「迷ったらどうするか」でした。発想プロジェクトでは、常にそういう場面に突き当たります。でも「詰まる」と「迷う」は違います。