もともと日本人は、世界的にも塩分摂取量がとても高い国民でもある。平成28年度の国民栄養調査によると、日本人の平均塩分摂取量はだいたい1日10g。これは、世界保健機構が推奨する1日の塩分摂取量の2倍に相当している。

 さらに、朝食で和食がおすすめできない理由は「時間帯」も関係している。塩分をろ過する腎臓の動きが最も低下しているのが、実は朝なのだ。逆に、腎臓の働きが活発になる夜は和食を食べるのに最も適している時間帯だといえる。

 では朝食におすすめのメニューは一体何なのか。望月氏は、トーストにサラダ、卵を組み合わせたオーソドックスな洋食でOKだという。洋食は油を使うためどうしてもカロリーが高いのではと懸念する人もいるだろう。しかし体内時計の関係で、朝は多少カロリーが高めでも太りにくく、反対に夜は太りやすくなるという。

 塩分だけでなくダイエットの観点からみても、朝は洋食、夜は和食という食べ方は、とても理に適っているようだ。

揚げ物をよく食べると
「うつ」になりやすい!?

 日々の生活の中で、揚げ物を週に何回ぐらい食べているだろうか。毎日忙しいビジネスマンやひとり暮らしの人は、コンビニ弁当や外食が続いてつい毎日のように揚げ物を食べているケースもあるだろう。

 油のとりすぎは肥満、高血圧、動脈硬化…とさまざまな病気のリスクが上がることはよく知られている事実だ。しかしそれ以外に、揚げ物をよく食べる人がなりやすい意外な病気があるのをご存知だろうか。

 それはなんと「うつ病」。もともと日本では、魚や日本食をよく食べている人はうつになりにくい傾向があるという報告があるという。

 さらに、日本の大企業に勤める人たちを対象に、日々の食事と精神状態の関係を調べてみたところ、揚げ物をよく食べている人ほどストレスへの耐性が弱く、結果的にうつ病になりやすい傾向にあることがわかったのだ。