セブン新ネット通販のデモ画面セブン新ネット通販のデモ画面 Photo by Satoru Okada

 セブンの古屋一樹社長も、全国展開にあたって「運転手は地域ごとに採用するので、確保にはほとんど問題ない」と自信を見せる。

 売り上げ目標は、1店舗につき客単価平均2000円で、1日10件の合計2万円を目指す。

 スマホ注文で購入された商品は全額、店舗の売上高に計上される。店舗の従業員は、注文が入った商品を取り置いてジーニーの運転手に渡すだけなので、セブンミールと比べると確かに負担は少なそうだ。

 このように一見いいことずくめのようだが、まだ詰めるべき余地は残っている。
 
 例えば、消費者が負担する配送料は216円で、3000円以上の商品を購入すると無料とするなど、非常に安い。

 それもそのはず、実は店舗側にも一定の配送料を負担させる方針で、その詳細は決まっていないという。

北海道の実験店舗は15店
本当に全国展開できるのか

 しかも、北海道の実験店舗はわずかに15店。広島市でも宅配の経験があるとはいえ、本当に全国展開できるのか。

 古屋社長は「問題がなければ全国でやれと私は言っている。セブン-イレブンには共通のシステムがある」「(離島など)一部の例外を除いて、1億2000万人をカバーしちゃうんじゃないか?」と意気軒高だ。